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各業務プロセスのKPI設定

KPI(Key Performance Indicator=重要業績評価指標)とは、目標を達成するために必要なプロセス(誰が、いつまでに、どのように、どれくらいの量のプロセスを踏むか)を分かりやすく数値化し設定したもののことです。営業部門などで目標売り上げを達成するために必要なプロセス、と言えばイメージしやすいでしょうか。

プロセスマイニングを活用すれば、業務の実態に即したKPIを設定することができます。ここでは、プロセスマイニングによってKPIの設定がどんな風に変わるのか、詳しくご紹介します。

各業務へのKPI設定

業務改善・改革を行うために、KPIの設定は欠かせません。企業や組織は多くの部門や業務によって成り立っており、従業員の視点からでは、企業や組織の目標は漠然としすぎていて、自分ごととして捉えづらいのです。このため、各業務において「何をするべきか」を数値によって明確化し、最終目標達成に向けた具体的な行動指標を示します。これがKPIです。

KPIは、直接部門と呼ばれる営業部や生産部などはもちろん、定量化しにくい目標設定になりがちな人事・労務・総務といった間接部門においても、正当な評価がしやすい管理方法と言えます。プロセスマイニングなら、各業務で定義したKPIをパラメーターとして設定することで、実データから算出される目標達成率と部門及び個人のパフォーマンスを容易に可視化することが可能です。

KPIとの乖離を視覚的に理解

プロセスマイニングを活用したKPI設定のメリットは、業務の実態に即したKPIを設定できる点です。また、業務プロセスが意図した通りに実行されているかを視覚的に把握できるので、定期的なプロセスの見直しなども行いながら、適宜、KGIの達成に向けて適切にマネジメントすることが可能です。これにより、従業員のモチベーションアップや、仕事のパフォーマンス向上、組織力の強化などを図ることができるでしょう。

意図しない業務を行った場合へのアラート機能

KPIを積極的にモニタリングして重要な変化が検知された時に通知する、アラート機能を搭載しているツールもあります。蓄積されたイベントログの解析データにより、例外的に発生したイベントや、意図から逸脱した業務を行った場合に、即座にアラートで知らせてくれます。また、KPIを設定しておくと、適切なメッセージを必要なタイミングで該当するチームに簡単に送信することができます。

こちらのページでは、目的別のプロセスマイニングツールを3つご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さい。

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